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ウクライナ港湾封鎖で秋までに 穀物7,500万トン国内滞留も【モ-サテ】(2022年6月7日)

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ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、ロシアによる港湾の封鎖で秋までに最大7,500万トンの穀物が、海上から輸出されずに国内に留まる可能性を指摘しました。世界有数の穀物生産国のウクライナは、港湾からの輸出ができず、現在は、鉄道やトラックでの輸出に限られています。ゼレンスキー大統領は、その影響で秋までに最大7,500万トンの穀物が輸出できない可能性を指摘しました。世界の食糧危機に発展しかねない事態を受け、ゼレンスキー大統領は、第三国の軍艦の護衛によって黒海から輸出できないか、イギリスやトルコと協議していると明かしました。こうしたなかウクライナ軍は、ロシア軍の艦隊を黒海沿岸から100キロ以上、押し戻したと発表しました。一方、国連で紛争地域の性暴力問題を担当するパッテン事務総長特別代表は、ロシアによるウクライナ侵攻で、3日までに124件の性暴力被害の訴えがあったと安全保障理事会での報告で、明らかにしました。そのうえで、「経験上、氷山の一角だ」と指摘し、各国に対策を講じるよう求めました。

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