3年連続のマイナスです。厚生労働省が発表した去年2024年の毎月勤労統計によりますと、物価変動を考慮した1人当たりの実質賃金は、前の年と比べて0.2%の減少で、3年連続のマイナスでした。名目賃金に当たる現金給与総額は2.9%増加の34万8182円と33年ぶりの高い増加率でしたが、家計を圧迫している物価高に追いつかず、実質賃金はプラスには届きませんでした。同時に発表された去年12月の実質賃金は0.6%の増加で、2カ月連続のプラスとなりました。
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