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博報堂に罰金2億円求刑 五輪談合事件(2024年3月18日)

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東京オリンピック・パラリンピックを巡る談合事件で、独占禁止法違反の罪に問われている広告会社の博報堂とグループ会社前社長の横溝 健一郎被告の裁判で、検察側は横溝被告に懲役1年6カ月、博報堂に罰金2億円を求刑しました。検察側は「公正かつ自由な競争による選定を骨抜きにした」とし、「公益性の高い国家的なプロジェクトで敢行された大規模談合事件で国内外に与えた失望感等に照らし、ひときわ重大で悪質な事案」と指摘しました。一方、弁護側は「受注調整をしている認識はなかった」として、被告は「無罪であり、仮に有罪でも執行猶予付きの判決を求める」と主張しました。横溝被告は最後に検察の捜査手法を批判したうえで「裁判所には証拠関係を慎重に検討し、納得のいく判断をしてもらいたい」と述べました。

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