21日の外国為替市場では、円相場が大きく動く展開となり、一時1ドル=144円台半ばまで円高が進みました。政府と日銀が、為替介入を実施したとみられます。21日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は一時151円90銭台と、およそ32年ぶりの安値を更新しましたが、その後急速に買い戻され、144円台半ばまで円高が進みました。ニューヨーク時間午後5時時点では、147円台後半を付けています。財務省の神田財務官は、為替介入について「コメントしない」と発言しましたが、市場では為替介入の可能性が指摘されています。また、為替が大きく変動する前のニューヨーク時間朝方には、一部報道で、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が来月の会合で「12月の利上げ幅の縮小を議論する可能性がある」と伝わり、利上げペースが緩むとの見方から、ダウ平均は700ドル以上上昇しました。
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