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公正取引委員会がカルテル問題で損害保険会社4社に排除措置命令

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事前に保険料の調整を行う、いわゆるカルテルを結んでいたなどとして、公正取引委員会は損害保険会社4社に排除措置命令を出しました。処分されたのは「三井住友海上火災保険」「損害保険ジャパン」「あいおいニッセイ同和損害保険」「東京海上日動火災」の4社と代理店の「共立」です。損保4社は、企業の保険金の支払いを持ち合う共同保険契約において、カルテルを結んでいたことが確認されたため、独占禁止法に基づく排除措置命令と、およそ21億円の課徴金の納付命令を受けました。
公正取引委員会 大胡審査局長「大手損害保険会社4社が多岐にわたる事案について多く違反行為をしていた。会社単位の体質そのほかも問われる部分も大きい」
公正取引委員会は、9つの保険契約と入札で、「保険料が不当に高く維持された可能性がある」とみています。

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