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侵攻200日超でロシア国内からも辞任要求 幻の和平合意案も…ウクライナ反転攻勢でプーチン大統領に焦り?(2022年9月16日)

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ロシアがウクライナへの侵攻を開始してから9月11日で200日。しかし当初は短期間で終わらせるはずだったウクライナ侵攻が長期化するにつれて、プーチン大統領の思惑とは全く違う方向に進んでいる。プーチン大統領は「何も失っておらず、主権は強まった」などと強気の姿勢を崩していないが、9月に入りウクライナ軍が東部と南部でロシア軍に対する反転攻勢を続けていて、戦局はウクライナ側に傾きつつある。ウクライナはハルキウ州のロシア側支配地域をほぼ奪還し、南部でも反撃を強化。ロシア軍は多くの車両や戦車を残したまま、ハルキウ州の各地から逃げるように撤退したというゼレンスキー大統領は9月13日までに奪還した領土が東京都の約3.7倍の広さにあたる約8,000平方キロに達したと発表した。こうした状況を受け、政権与党「統一ロシア」の議員からは総動員令を出すなどして態勢を強化すべきだとの意見が出始めた。さらにロシア・モスクワの一部の区議グループはプーチン大統領の辞任を要求。またサンクトペテルブルクの一部の区議グループがロシア下院に対し、「国家反逆」でプーチン大統領を弾劾するよう訴える要請書を公表した。国内からも批判の声が上がり、公になり始めているのだ。また侵攻が始まった時点で、ウクライナとの和平合意案があったがプーチン大統領がこれを拒否したとの報道も浮上している。

ディレクター:高野滉平
編集:滝口春那
プロデューサー:矢田典隆

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