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中露連携に「重大な懸念」 安保環境は戦後最も厳しい 防衛白書(2023年7月28日)

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浜田防衛大臣は28日の閣議で2023年版の防衛白書を報告しました。防衛白書では、中国軍とロシア軍が日本周辺での共同活動を活発化させていることに「重大な懸念」を表明し、北朝鮮による軍備増強も含め、「戦後、最も厳しく複雑な安全保障環境に直面している」と強調しています。中国については軍事力を急速に強化しているとして、国際秩序への「最大の戦略的な挑戦」と明記し、2022年の「強い懸念」から表現を強めました。また、中国とロシアが爆撃機などを使って日本周辺で行っている共同活動を「わが国に対する示威活動を明確に意図したもの」と非難しました。今回の白書は、2022年12月に国家安全保障戦略など安保関連3文書を策定して以降初めてのもので、3文書を踏まえて中国とロシアの連携に対する警戒感を高めました。

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