中国の国家統計局はきょう、6月のCPI=消費者物価指数について、1年前に比べてプラスマイナス0.0%の横ばいだったと発表しました。2021年2月にマイナス0.2%をつけて以来、2年4カ月ぶりの低水準で、マイナス圏入りが目前となったことで、デフレ懸念が強まっています。生鮮野菜が10.8%上昇した一方で、豚肉が7.2%下落、ガソリンなどの燃料が17.6%と大幅に下落したことが要因です。同時に発表したPPI=工業品卸売物価指数は1年前と比べ5.4%の下落となり、9カ月連続のマイナスとなりました。
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