ロシア外交官　抗議の辞任　ウクライナ侵攻巡り（2022年5月24日）

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国連のヨーロッパ本部があるスイス・ジュネーブに駐在するロシアの外交官が、ウクライナ侵攻に抗議し、辞任したことが23日、明らかになりました。
辞任したのは軍縮会議ロシア代表部で参事官を務めていたボリス・ボンダレフ氏で、外交官生活20年のベテランです。
ボンダレフ氏「きょう、私はジュネーブの国連事務所のロシア参事官を辞職した。ロシア政府による現在の政策に同意せず、承認することはできない。私はロシアの外交官として、もはやこの政策に関わることはできない」
ボンダレフ氏は、ロシア外務省について「主戦論を唱え、うそと憎悪だけになっており、外交の役割を果たしていない」と指摘。
声明で、「プーチンが引き起こしたウクライナ、そして全ての西側諸国に対する侵略戦争は、ウクライナ人、そしてロシア国民に対する犯罪でもある」と痛烈に批判しました。
その上で、ロシアの外交政策の変遷は見てきたが、今回の侵攻ほど「恥ずかしいと感じたことはない」と表明しました。

#ロシア　#ウクライナ侵攻　#外交官

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