ウクライナ侵攻から３ヵ月　約20ヵ国が軍事支援表明（2022年5月24日）

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ロシアがウクライナに侵攻してから３ヵ月となりました。
戦闘の長期化が懸念される中、デンマークなどおよそ20ヵ国は、ウクライナへの新たな軍事支援を表明しました。
ウクライナへの支援を協議する関係国による会合が23日、オンラインで開かれ、47ヵ国が参加しました。
会合を主催したアメリカのオースティン国防長官は、およそ20ヵ国がヘリコプターや戦車など、新たな軍事支援を表明したと明らかにしました。

アメリカ オースティン国防長官「われわれの共同の努力でウクライナ軍を強化・近代化し、将来のロシアによる侵略を抑止する」

一方、ロイター通信は、ＥＵ＝ヨーロッパ連合に加盟するエストニアなど４ヵ国が、ＥＵが凍結したロシアの資産を没収し、ウクライナの再建資金に充てるよう提案する方針だと伝えました。
ウクライナは今月上旬の時点で、再建に必要な資金をおよそ6,000億ドル＝日本円で76兆円程度と試算しています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ダボス会議での演説で、17日に起きたチェルニヒウ州の兵舎への攻撃で87人が死亡したと、ウクライナ軍の大きな犠牲について具体的に言及し、ロシアへの最大限の制裁を国際社会に訴えました。

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