トルコ南部を震源とする大地震の発生から1週間が経ちました。これまでに確認された死者の数は、トルコとシリア合わせて3万3,000人を超えています。被災した各地では、極寒の中で行方不明者の捜索が続けられ、12日には17歳の少女や9歳の男児が救出されました。ただ地震発生から1週間となり、生存者の発見は困難を極めていて、トルコとシリアでの死者の数はこれまでに合わせて3万3,000人を超えています。一方、被災地では略奪や強盗などが増えていて、トルコ当局は11日、90人以上を逮捕しました。支援物資を積んだトラックが襲われるなどしていて、ドイツの通信社によりますと、ドイツとオーストリアから派遣された救助隊などが活動を一時停止する事態となっています。一方、隣国シリアには12日、イタリアから救急車や医薬品と共に医療チームが到着しました。内戦で国土が分断されたシリアでは、反体制派地域への国際支援が課題となっています。
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