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セブン&アイ「非コンビニ」分離 カナダ同業の買収案に対抗【モーサテ】

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セブン&アイ・ホールディングスは10日、主力のコンビニエンスストア以外の非中核事業を分離すると発表しました。セブン&アイはイトーヨーカ堂やヨークベニマルといったスーパー事業や、「デニーズ」など外食、専門店事業を束ねる中間持ち株会社「ヨーク・ホールディングス」を11日付けで設立。コンビニ以外のグループ会社合計31社を今年度中に傘下に置きます。ヨークHDには外部資本を入れ、2025年度に持ち分法適用会社とする計画です。また、セブン銀行を核とする金融事業についても切り分ける方針です。コンビニ事業を明確にして企業価値の向上を急ぎ、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールによる買収提案に対抗する考えです。このほか、来年中に社名を「セブン-イレブン・コーポレーション(仮)」に変更する計画も発表しました。今年3月から8月までの売上高に当たる営業収益は6兆355億円と1年前と比べて8.8%増えましたが、本業のもうけを示す営業利益は1,869億円にとどまり、22.4%減少しました。

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