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イラク北部リゾート爆撃で観光客が犠牲に クルド狙ったトルコの攻撃? 非難の応酬で緊張高まる(2022年7月21日)

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イラク国内でリゾート地として人気のある北部、クルド人自治区の公園が20日、何者かによる爆撃を受け子どもを含むイラク人9人が死亡、20人以上がけがをしました。イラクはこの爆撃を隣国トルコによるものと断定していて、カディミ首相は「目に余る主権侵害」と批判した上で、イラクは「報復の権利」を持っていると異例の強い表現で抗議しました。トルコはテロ組織に指定しているPKK=クルド労働者党に対する軍事作戦をイラク北部に越境し、たびたび実施しています。しかし、イラク側の抗議に対してトルコ外務省は「この種の攻撃」は「テロ組織」が行うものだと反論し、「テロリストの宣伝」に影響された発言を慎むようイラクに要求し、関与を否定しました。一方、イラクの首都バグダッドのトルコ大使館前にデモ隊が集まり抗議の声をあげました。また南部のナジャフではトルコ国旗を殴ったり…トルコの「エルドアン大統領はテロリスト」と書かれた紙を掲げたりするなどして強く非難しました。

アメリカ国務省 プライス報道官「民間人を確実に保護することが重要だ。引き続き状況を注視していく」

アメリカ国務省のプライス報道官はこのように述べた上で、イラクでの軍事行動はイラクの主権と領土を尊重すべきとのアメリカの立場を改めて表明しました。

#イラク#トルコ#クルド人自治区#PKK#テロ指定#ザホ#エルドアン大統領#アメリカ
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