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アメリカ大統領選 大接戦で投票へ 両候補が激戦州で最後の訴え

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アメリカの大統領選挙は日本時間の5日夜から投票が始まります。大接戦となる中、最新情勢はどうなっているのでしょうか。
中村記者:
5日の投票日を前に民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領は現在も勝敗に直結する激戦州で最後の訴えを続けています。
ハリス副大統領「残り1日、しっかりやり遂げなければならない。常に党や自らよりも国を優先し、すべてのアメリカ国民の大統領になることを誓う」
トランプ前大統領「この選挙は私たちが今後4年間、無能と失敗が続くか、そうならないかの選択だ。ハリス氏が壊したものを私が迅速に直す」
ハリス氏とトランプ氏が投票日前日に、そろって精力的に支持を訴えたのは、東部ペンシルベニア州でした。ペンシルベニア州は激戦州の中で選挙人が最も多い19人で、ここの結果が勝敗に直結することから、最後の訴えは今まで以上に熱を帯びました。大混戦の選挙戦。投票日までの最後の1週間では、7つある激戦州全てでトランプ氏がリードしている状況で、トランプ氏返り咲きへのムードも出つつありました。しかしここ数日は、ハリス氏が7州のうち中西部のミシガン州とウィスコンシン州で盛り返しています。両候補は日本時間昼過ぎ、こちらの時間の深夜ごろまで最後の訴えを続ける予定です。郵便投票を含む期日前投票を済ませた有権者は、すでに8,100万人を超えました。州によっては集計に時間を要するため、決着に数日かかるとの見方も出ています。

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