第2次世界大戦中にナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺のあったアウシュビッツ強制収容所がソ連軍によって解放されてから27日で80年となり、跡地では追悼式典が開催されました。追悼式典には、56人の生存者のほか、イギリスのチャールズ国王や、ドイツのショルツ首相などおよそ50カ国の首脳や代表らが出席しました。世界各地では紛争が続いていて、生存者の代表は「世界は危機に直面している」とスピーチし、警鐘を鳴らしました。さらに、「歴史を繰り返すことは決して許さないと言うためにここに来た。私たちには、憎しみは憎しみを生むと警告する義務がある」と力を込めて訴えました。アウシュビッツ強制収容所は、1940年にナチスが開設し、110万人以上がガス室などで殺されました。
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