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【Ｇ７“中露離間”に外交戦術】　京都大学教授　中西寛（2023年4月23日）

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ava
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国際政治が専門の京都大学の中西寛教授に、ロシアのウクライナ侵攻後の国際情勢の変化を踏まえた広島サミットへの期待や、今後の日本外交のあり方などについて聞いたＢＳテレ東「NIKKEI 日曜サロン」の映像をお伝えします。

中国やロシアが試みる「力による一方的な現状変更」にＧ７がどう対抗していくかについて、「外交戦術として相手のブロックをいかに切り崩すか。Ｇ７としてもロシアと中国の間に、ある程度距離をとらせる必要がある」と指摘。中国に直接懸念を表明し牽制する一方で、対話は排除すべきではないとの考えを示しました。

広島サミットにはＧ２０の議長国でグルーバルサウスの盟主を自負するインドのモディ首相が参加する。存在感を増すグローバルサウスを取り込むために「特に食料やエネルギー問題、気候変動や感染症対策などを含めたＳＤＧｓの問題について、G７がきちんと対応していくメッセージを出さないといけない」と強調しました。

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