セブン&アイ・ホールディングスが、社名の変更を検討していることがテレビ東京の取材でわかりました。新たな社名には「セブン-イレブン・ホールディングス」などが候補に挙がっているということです。複数の関係者によりますと、社名の変更は、セブン&アイの事業構造を戦略的に変更していくことに伴って検討されているということです。主力のコンビニエンス事業に注力していくことを名実とともに示す狙いがあるとみられます。近く、井阪隆一社長が発表することも検討されています。セブン&アイの「アイ」は、英語のイノベーションの頭文字と日本語の「愛」を表していると会社は説明してきましたが、「イトーヨーカ堂のアイ」と話す関係者も多く、社名から「アイ」がなくなれば、イトーヨーカ堂を中心とする総合スーパーの歴史は、大きな転換点を迎えることになります。関係者は、社名変更の時期は「2~3年後」を想定しているということで、「イトーヨーカ堂の上場を成功させ、新社名の下で、セブン-イレブンのグローバル展開に経営資源を投入することになるだろう」と話しています。
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