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「暗がりでわからなかった」宮台さん後頭部も切りつけられる(2022年11月30日)

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東京都立大学教授で社会学者の宮台真司さんが、大学構内で男に切り付けられた事件で、警視庁は逃げた男の行方を追っています。事件現場の大学前から中継です。

梅田聖記者:
私はいま南大沢キャンパスの正門前にいます。宮台教授は、ここから100メートルほどのところで男に襲われたということです。きょうは通常通り授業を行うということで、先ほどまで多くの学生が通学していました。ただ、大学側は事件を受けまして、正門などに職員を配置し、不審者がいないか警戒に当たっているということです。宮台さんはきのう午後4時20分ごろ、キャンパス内の歩道で男に後ろから頭を殴られ、首など数ヵ所を切り付けられました。警視庁によりますと、宮台さんは後頭部に7~8センチほどの切り傷や右の肩から首にかけて6センチほどの切り傷があるほか、両腕には刃物を防いだ時についたとみられる傷が多数あるということです。命に別条はありませんが、全治1ヵ月の重傷ということです。また、切り付けた男について宮台さんは、駆け付けた捜査員に『暗がりで分からない』と話していたということです。男は20代から30代で、身長は180センチほど、現場から徒歩で逃走したということです。警視庁は引き続き、男の行方を追っています。
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