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「ランサムウエア」被害8割超増加 検挙事例はなし(2022年9月15日)

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世界的に被害が拡大しているコンピューターウイルス「ランサムウエア」の国内での被害報告が、2022年上半期は30の都道府県で114件あったことが警察庁のまとめでわかりました。ランサムウエアは企業などがパソコンで保存するデータを暗号化して利用できなくし、復旧する代わりに金銭を要求するウイルスで、21年上半期より87%増加しました。攻撃は海外からとみられ、検挙された事例はまだないということです。また、攻撃された企業などが実際に金銭を支払ったかどうかは明らかにしていません。テレワークなどで利用される専用回線の脆弱性を狙ってシステムに侵入する手口が多く、警察庁などは対策を強化するよう呼びかけています。

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