日本経済新聞によりますと、三菱ケミカルグループは半導体材料の国内新工場を建設し2025年3月期の稼働を目指します。半導体受託製造の世界最大手、TSMCの日本進出などを機に素材や装置産業で国内供給網の再構築が広がっています。三菱ケミカルグループはフッ化アルゴン用の感光材、フォトレジスト向けの高分子素材の工場を建設します。既存の拠点と合わせて生産能力は倍増する見通しです。新たな工場への投資額は数十億円規模とみられ、現在稼働している鶴見工場を建設した時より増える見通しですが、将来の市場拡大に備える方針です。生産場所は今後詰めますが、福岡県内などが候補地となっているもようです。
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