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G7首脳声明で無条件での完全撤退求める イタリアとカナダはウクライナと安保協定に署名(2024年2月25日)

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ロシアによるウクライナ侵攻開始から24日で2年を迎え、G7=主要7カ国の首脳は日本時間きょう未明、テレビ会議を開き、侵攻を続ける「ロシア軍の無条件での完全撤退」を要求しました。今回の会議には、ウクライナのゼレンスキー大統領も参加し、2年間の支援に謝意を示した上で、ロシア軍との戦いを続けるために速やかな軍事支援が必要だと訴えました。一方、岸田総理大臣はウクライナの公正かつ永続的な平和を実現するため、G7で結束しロシアに対する制裁とウクライナへの支援を推進すべきだと訴えました。会議後に発表した首脳声明では、ウクライナに対し、「揺るがぬ支援」を続けると強調するとともにロシア軍に対し、無条件での完全撤退を求めました。こうした中、ウクライナの首都キーウを訪れたイタリアのメローニ首相とカナダのトルドー首相は24日、ウクライナとの2国間の安全保障協定にそれぞれ署名しました。イタリアは、長射程兵器の供与や防衛産業などで協力を進めるほか、カナダは、経済や軍事支援として日本円でおよそ3,360億円相当を今年提供するとしています。

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