内閣府は15日、2023年の7月から9月のGDP=国内総生産を発表しました。物価変動を除いた実質で、年率に換算すると2.1%のマイナスで、3期ぶりのマイナス成長となりました。内需の半分以上を占める個人消費は、トヨタの工場が8月に操業を停止した影響などから、自動車が落ち込み、マイナス0.04%となりました。設備投資は、半導体製造装置などが落ち込み、マイナス0.6%で2期連続のマイナスになりました。外需を見ると輸出は自動車が伸びたもののインバウンドが5期ぶりの減少となり、0.5%のプラスにとどまりました。輸入は、海外のソフトウェアの著作権使用料などが増え、1.0%のプラスとなり、GDPを引き下げました。
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