Write For Us

170701 仏の里・国東 熊野磨崖仏 Kunisaki, where Gods live. Kyushu Japan

E-Commerce Solutions SEO Solutions Marketing Solutions
156 Views
Published
大分県 国東半島 2018年六郷満山開山1300年
仏の里・国東半島は中央にそびえる両子山から海岸に向かって続く谷に6つの郷があり、六郷満山と呼ばれる独自の仏教文化が発展した。
 山岳信仰に天台宗、そして宇佐神宮をはじめとする八幡神への信仰が結びついて生まれた神仏習合による独自の仏教文化である。
2018年に開山1300年を迎える。
---別の解説
六郷満山と呼ばれる国東半島の密教寺院
 六郷満山の寺院は、実際には、古来から国東半島にあった山岳信仰の場が、奈良時代末期から平安時代にかけて天台宗の寺院の形態を取るようになったもので、近隣の宇佐神宮を中心とする八幡信仰と融合した結果、神仏習合の独特な山岳仏教文化が形成されたと考えられている
---
--熊野磨崖仏
 胎蔵寺から山道を300メートルほど進むと、鬼が一夜にして積み上げたという伝説が残る石段がある。この石段を登ると左手に、岩壁に刻まれた2体の磨崖仏が現れる。
 石段を登りきると熊野神社がある。
  -胎蔵寺
およそ1300年前、宇佐神宮が造った寺。六郷満山寺院の一つ。東大寺奈良の大仏ができる前から存在している。
○ 不動明王像
向かって左に位置する高さ約8メートルの半身像。
明王像ではあるが不動明王特有の憤怒の表情ではなく、笑みを浮かべている。
10年に一度行われる六郷満山の行事、峰入りの荒行。
ここを出発点とし、護摩をたき行程150km10日間の行に入る。
○ 大日如来像
向かって右に位置する高さ約6.7メートルの半身像。
 薬師如来という説もある。
----
熊野神社
 熊野権現を祭る。熊野権現は、和歌山県 熊野三山に祀られる神である。
権現とは、仏が人々を救うために化身して現れた日本の神である。
*本地垂迹(ほんじすいじゃく)
 仏教が興隆した時代に発生した神仏習合思想の一つで、日本の八百万の神々は、実は様々な仏(菩薩や天部なども含む)が化身として日本の地に現れた権現(ごんげん)であるとする考えである。
*権現 
仏が人々を救うために日本の神の姿となって現れたとする考え。
---
仏の里であり、神の里でもある国東半島。
今日も数多の善男善女が祈りを捧げる。
Category
スポーツ- Sport
Sign in or sign up to post comments.
Be the first to comment