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G7首脳 ロシア産石油に上限価格設定で大筋合意へ(2022年6月27日)

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ドイツで開幕したG7=主要7ヵ国の首脳会議は、ウクライナ侵攻をめぐるロシアへの制裁強化の一環として、石油価格に上限を設定することで大筋合意する見通しです。
複数の関係者によりますと、G7の首脳は、ロシア産石油が上限価格以内で販売される場合に限り、輸送を認めることを検討しているということです。
石油を輸送する船舶に掛ける保険を制限する仕組みで、従わない場合は、「ロイズ保険組合」と呼ばれる世界最大の保険市場から締め出す方針です。
G7は5月、ロシア産石油の段階的な禁輸で一致したものの、原油価格の高騰で制裁の効果が薄れていました。
EU=ヨーロッパ連合の高官は、「細部を詰める作業が残っているが、大筋合意に達するだろう」との見方を示しています。
また、外交・安全保障の討議では、岸田総理大臣が、「日本の防衛力を5年以内に抜本的に強化し、防衛費の相当な増額を確保する」と表明しました。
政府関係者によりますと、岸田総理は、ロシアへの追加制裁として、金の輸入禁止などを近く閣議了解する考えです。
これに先立ち、アメリカのバイデン大統領は、各国の首脳がロシア産の金の輸入禁止を発表すると明らかにしていて、各国で歩調を合わせ、ロシアの主要な資金源を断つ狙いです。

#G7 #ウクライナ #ロシア #ロイズ保険組合 #石油禁輸 #岸田総理 #バイデン大統領

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