Write For Us

高齢コロナ患者を抱きしめる米国人医師 連続勤務250日以上(2020年12月2日)

E-Commerce Solutions SEO Solutions Marketing Solutions
111 Views
Published
防護服に身を包み、高齢の男性患者を抱きしめる医師。
うつろな表情で見つめる先には何を感じているのでしょうか。
この写真は、アメリカ・テキサス州の病院で感謝祭の先月26日に、新型コロナウイルスの専門のICU=集中治療室で撮影されたものです。
CNNによりますと、ジョセフ・バロン医師はこの日、治療室に入ると「患者がベッドから下りて、病室から出ようとしていた」「彼は泣いていた」と語っています。
理由を聞いてみると、「彼は『妻に会いたい』と言った」その後、「私は彼をただつかみ、抱きしめていた」「しばらくすると彼は落ち着きを取り戻し泣き止んだ」と当時の状況を振り返っています。
バロン医師は、「想像できるでしょう。宇宙服を着た人間しか来ない部屋の中に一人でいるんです」「高齢者にはなおさらきつく、孤独に感じるでしょう」と述べています。
また、バロン医師は250日以上連続で勤務していることを明らかにした上で、「なぜ自分が倒れていないのか分からない」「看護師は倒れ、状況の過酷さから日中から泣いている看護師もいる」と感染拡大が続く状況に警鐘を鳴らしています。
ジョンズ・ホプキンズ大学の集計によりますと、アメリカの新型コロナの感染者は2日時点で1,370万人、死者数は27万人を超え、いずれも世界で最多となっています。
Category
ニュース - News
Sign in or sign up to post comments.
Be the first to comment