韓国大統領府は、康京和外相を交代させ、新たに鄭義溶大統領特別補佐官を外相に起用すると発表しました。
鄭氏は外交官出身で、2017年の文在寅政権発足から2020年7月まで大統領府で外交や安全保障の司令塔を担う国家安保室長を務めました。
国家安保室長時代には、北朝鮮の非核化をめぐる南北や米韓の協議に携わっていて、鄭氏をアメリカの新政権発足に合わせて起用することで米韓の連携強化や、停滞している南北関係の立て直しを図る狙いがあるとみられます。
一方で、2018年の元徴用工訴訟の最高裁判決や2019年のGSOMIA=軍事情報包括保護協定の破棄通告などでは、日本政府と鋭く対立し、対日関係で強硬姿勢を示す可能性もあるとみられています。
#韓国#外相#鄭義溶
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