東京・元赤坂にある迎賓館赤坂離宮は11日で、開館から50周年を迎えました。これを記念して、普段は見ることのできない所蔵の美術品や、「西の間」などが、特別公開されます。迎賓館赤坂離宮は、明治時代の1909年に東宮御所として建てられた西洋風の宮殿で、戦後、改修を経て1974年に迎賓館としてオープンしました。それ以来、日米首脳会談など様々な外交の舞台で使われてきました。今回公開される「西の間」は、かつては「御書房」と呼ばれ大正天皇の学習用図書を収蔵する部屋として建設されましたが、一般への公開は初めてです。公開は16日までです。また、要人との夕食会が開かれる「花鳥の間」など2つの部屋ではカメラによる撮影も期間限定で可能だということです。
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