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西アフリカ・ニジェールの軍事クーデターで忍び寄るロシア・プーチン大統領の影【TV TOKYO International】(2023年8月4日)

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“世界最貧国”のひとつ、西アフリカのニジェールで7月26日、軍事クーデターが発生した。国際社会からは一斉に非難の声が上がり、ECOWAS=アフリカ諸国経済共同体はバズム大統領に権力が返還されない場合は「軍事力の行使」も選択肢だと警告した。一方、クーデターを支持する市民はデモを決行。一部が暴徒化し、旧宗主国フランスの大使館を襲撃するなど緊張が高まっている。ニジェールやその周辺国では近年、経済政策やテロ対策などへの不満を理由に軍主導での政変が繰り返し起きている。隣国のマリやブルキナファソでは2020年から2022年にかけて、それぞれ2回ずつ軍が政権を転覆。両国ともかつてはフランスの植民地で、クーデター後はロシアに急接近している。欧米諸国はこれを恐れているのだ。こうした中、武装反乱に失敗したワグネルのプリゴジン氏はニジェールの軍事クーデターを良いニュースと歓迎し、秩序回復にワグネル戦闘員が貢献できると訴えかけた。

ディレクター:岩田康
編集:渡辺雅文
プロデューサー:矢田典隆

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ニュース - News
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