韓国・ソウルの繁華街・梨泰院で29日夜、大勢の若者が密集し折り重なるようにして倒れて154人が死亡した事故で、日本人2人が死亡したことが分かりました。29日午後10時15分ごろ、ソウルの繁華街・梨泰院の路地で大勢の人が折り重なるように倒れる事故が起きました。警察などによりますとこの事故でこれまでに154人が死亡、130人以上がケガをしています。日本政府関係者によりますと、この事故で10代と20代の日本人女性2人の死亡が確認されていて、関係者によりますと、うち1人は北海道根室市出身の冨川芽生さん、26歳とみられることがわかりました。韓国政府によりますと、外国人の犠牲者は日本のほか中国やイランなど、14ヵ国の26人に上るということです。韓国メディアによりますと、29日はハロウィーンを前に10万人以上が梨泰院周辺に集まっていたということです。警察は捜査本部を設置し、事故の原因を詳しく調べています。
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