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俳優の綾野剛さんが6月25日、東京都内で行われた主演映画「日本で一番悪い奴ら」(白石和彌監督)の初日舞台あいさつに登場。“黒い警部”と呼ばれた刑事が薬物使用などで逮捕されるまでを描く問題作で、綾野さんは「良くも悪くも自主規制やコンプライアンスだとか、やや“潔癖症”になっている状況の中で、こういった作品を出すのは非常に重要。恋愛映画のような作品に対極する作品を出すことで、日本のエンタメシーンはきちんと底上げされる」と力強く語った。
綾野さんは劇中で薬物に手を染めてしまうシーンでは、顔をうっ血させながら迫真の演技を見せており、共演者のYOUNG DAIS(ヤングダイス)さんは「見ていられないという心境になったくらい綾野くんの芝居がすごすぎた……。いつもは気さくに話しかけてくれるけど、話せる状態じゃなかった」と衝撃を受け、本気で心配したエピソードを明かした。
一方、綾野さんは「自分は至って普通だったけど、カットがかかった瞬間のダイスくんの俺を見る目は、人を見る目ではなかった」と明かし、「顔のうっ血を落ち着かせるために撮影後に休んでいたら、『大丈夫? 本当に大丈夫?』と心配されたけど、『芝居、芝居』と返した(笑い)」と笑顔で振り返っていた。
「日本で一番悪い奴ら」は、稲葉圭昭さんによる手記「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫)が原作。実際にあった道警の不祥事「稲葉事件」をテーマに、“黒い警部”と呼ばれた北海道警の警部・諸星要一が薬物使用などで逮捕されるまでの26年間を描く。正義感を持ちながら、うだつの上がらない日々を過ごしていた刑事・諸星(綾野さん)はある日、先輩の敏腕刑事から「裏社会に飛び込み、スパイを作れ」と助言され、ヤクザの幹部(中村獅童さん)などのスパイを率いつつ“ヤバすぎる”捜査を行うが……という内容。
舞台あいさつにはピエール瀧さん、TKOの木下隆行さん、デニスの植野行雄さん、白石監督も登場し、お酒の代わりにおもちゃの銃器200丁が入った鏡開きが行われた。
俳優の綾野剛さんが6月25日、東京都内で行われた主演映画「日本で一番悪い奴ら」(白石和彌監督)の初日舞台あいさつに登場。“黒い警部”と呼ばれた刑事が薬物使用などで逮捕されるまでを描く問題作で、綾野さんは「良くも悪くも自主規制やコンプライアンスだとか、やや“潔癖症”になっている状況の中で、こういった作品を出すのは非常に重要。恋愛映画のような作品に対極する作品を出すことで、日本のエンタメシーンはきちんと底上げされる」と力強く語った。
綾野さんは劇中で薬物に手を染めてしまうシーンでは、顔をうっ血させながら迫真の演技を見せており、共演者のYOUNG DAIS(ヤングダイス)さんは「見ていられないという心境になったくらい綾野くんの芝居がすごすぎた……。いつもは気さくに話しかけてくれるけど、話せる状態じゃなかった」と衝撃を受け、本気で心配したエピソードを明かした。
一方、綾野さんは「自分は至って普通だったけど、カットがかかった瞬間のダイスくんの俺を見る目は、人を見る目ではなかった」と明かし、「顔のうっ血を落ち着かせるために撮影後に休んでいたら、『大丈夫? 本当に大丈夫?』と心配されたけど、『芝居、芝居』と返した(笑い)」と笑顔で振り返っていた。
「日本で一番悪い奴ら」は、稲葉圭昭さんによる手記「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫)が原作。実際にあった道警の不祥事「稲葉事件」をテーマに、“黒い警部”と呼ばれた北海道警の警部・諸星要一が薬物使用などで逮捕されるまでの26年間を描く。正義感を持ちながら、うだつの上がらない日々を過ごしていた刑事・諸星(綾野さん)はある日、先輩の敏腕刑事から「裏社会に飛び込み、スパイを作れ」と助言され、ヤクザの幹部(中村獅童さん)などのスパイを率いつつ“ヤバすぎる”捜査を行うが……という内容。
舞台あいさつにはピエール瀧さん、TKOの木下隆行さん、デニスの植野行雄さん、白石監督も登場し、お酒の代わりにおもちゃの銃器200丁が入った鏡開きが行われた。
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