アメリカの労働省が13日に発表した5月の消費者物価指数は1年前と比べて4.0%上昇しました。市場予想とほぼ一致し、2年2カ月ぶりの低い伸びとなりました。前年比の伸び率は去年6月のプラス9.1%をピークに、11カ月連続で縮小しています。前月比はプラス0.1%で、こちらも縮小しました。項目別では、エネルギーが1年前と比べて11.7%下落した一方、指数全体のおよそ3割を占める住居費はプラス8.0%と、高い水準が続いています。また、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は5.3%上昇しました。
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