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米最高裁がトランプ前大統領の免責を一部容認 21年の議会襲撃事件で バイデン大統領「危険な前例」

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アメリカの連邦最高裁判所は1日、2021年の議会襲撃事件で起訴されたトランプ前大統領に対し、在任中の公務は、刑事責任の免責特権が適用されると判断しました。最高裁は、大統領の憲法上の権限の行使について、刑事責任の免責は絶対的なものでなければならないとしました。ただ、私的な行為については適用されないとしていて、行為の公私を判断するよう審理を下級審に差し戻しました。事件の初公判は、11月の大統領選以降にずれ込む見通しで、返り咲きを目指すトランプ氏にとっては、裁判の負担が軽くなり追い風となりそうです。最高裁の判断をバイデン大統領は、「危険な前例になる」と批判しました。
バイデン大統領「最高裁の判断は大統領の行為に制限がないことを意味する。危険な前例だ」

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