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米国務長官 FIFAの腕章禁止通達に懸念(2022年11月23日)

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サッカーのワールドカップが開催されているカタールを訪れたアメリカのブリンケン国務長官は22日、大会で多様性などを訴える腕章の着用が禁じられたことについて、懸念を表明しました。

ブリンケン国務長官「選手が表現の自由とプレーのどちらかを選ぶよう強制されてはいけない」

ブリンケン国務長官は、カタールのムハンマド外相との共同記者会見でこう述べ、FIFA=国際サッカー連盟が多様性や差別反対を訴える腕章の着用は、処分の対象になると通達したことに懸念を示しました。カタールでは同性愛が違法とされていて、抗議のため、複数のチームの主将が腕章を着用する予定でしたが、FIFAの通達を受けて断念しました。

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