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米中間選挙 開票開始 最新情報(2022年11月9日)

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アメリカのバイデン政権に国民が審判を下す中間選挙は、現在一部の州で開票作業が進んでいます。与党・民主党が議会の上院と下院でともに劣勢が伝えられるなか、最新の情報をワシントン支局の中村記者に伝えてもらいます。

中村記者:
有権者のインフレに対する不満から、与党・民主党に対する逆風が吹きつけた今回の中間選挙。現在与野党が議席を50ずつで分け合う議会上院で、野党共和党が過半数を獲得できるかが焦点です。アメリカの政治専門サイトの集計によりますと、日本時間の午前11時現在で、上院では非改選議席を含めて民主党が41議席、共和党が40議席を固めています。またCNNテレビの出口調査によりますと、およそ3分の1が「インフレ」を投票の際に最も重視した課題だとしています。さらに50パーセント弱が、バイデン大統領の政策が国に損失をもたらしていると回答していて、支持する政党を超えて不満が高まっていることが浮き彫りとなった形です。バイデン大統領からは「上院は勝てると思うが下院は厳しい」と本音が漏れる中、あるアメリカメディアは、バイデン政権のある関係者の話として、「下院が最悪の結末になる事態に備え、心の準備をしている」と明かしたことを伝えています。一方、トランプ前大統領は「自らが推薦した候補が勝てば、私がすべての賞賛を受けるべきだ」などと、アメリカメディアのインタビューに答え、2024年の大統領選への出馬に向けて、党内での支持基盤を固めていきたい狙いが見えます。下院は日本時間昼頃にも大勢が判明する見通しですが、上院ではジョージア州など一部の接戦州で、結果の確定に数日以上かかる可能性もあります。

#アメリカ #米中間選挙 #バイデン大統領 #トランプ前大統領 #上院 #下院

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