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案里被告の本人質問始まる(2020年11月13日)

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去年7月の参議院選挙を巡る買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われた参議院議員の河井案里被告の被告人質問が、東京地裁で始まりました。
この事件は河井案里被告が夫で元法務大臣の克行被告と共謀し、地元議員ら5人に票のとりまとめなどを依頼し、報酬としてあわせて170万円を提供したとされるものです。
これまで、案里被告は現金を渡した事実を認めていますが、選挙目的の買収ではないと無罪を主張しています。
きょうの裁判で先月下旬に保釈された案里被告は、自民党の公認候補の打診があったときに克行被告から「あなたは政治の子だから政治をしなければだめだ。国政に出るチャンスがあるなら出ないと」と言われたと述べました。
また、現金を渡した県議らは県議会でつまはじき状態だったときもあたたかく迎えてくれたと述べました。
河井案里被告は、議員バッジを着けたスーツ姿で、時折笑顔で見せるなど落ち着いた様子で裁判に臨んでいます。
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ニュース - News
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