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東京五輪めぐる汚職事件 「サン・アロー」元社長ら贈賄認める(2023年4月10日)

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東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄の罪に問われているぬいぐるみ販売会社「サン・アロー」の元社長の関口芳弘被告と、息子で前社長の関口太嗣被告の初公判が東京地裁で開かれ、2人は起訴内容を認めました。2人は、大会公式マスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」のぬいぐるみの製造に関し、公式ライセンス商品として販売できるよう便宜を図ってもらう見返りに、組織委員会元理事の高橋治之被告に、現金およそ200万円を支払った贈賄の罪に問われています。検察側は冒頭陳述で、関口被告が謝礼として300万円を現金で渡そうとしたところ高橋被告がそれを拒否し、「売り上げベースでいこうや。2パーセントは欲しい」などと要求したと指摘しました。最終的に1.5パーセントを支払うことに決まり、高橋被告はその際、支払い先を知人の会社に指定し「俺は組織委員会の理事だから直接受け取れない」などと発言したとしました。
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