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映画「ホビット」モチーフに「壮大すぎる機内安全ビデオ」完成

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 映画「ホビット」シリーズ(ピーター・ジャクソン監督)をモチーフにした「壮大すぎる機内安全ビデオ」をニュージーランド航空が制作し、日本語版が10月24日に公開された。同シリーズの完結編「ホビット 決戦のゆくえ」(12月13日公開)を記念したもので、シリーズ全作品に出演しているイライジャ・ウッドさん、ディーン・オゴーマンさん、シルベスター・マッコイさんが登場。ニュージーランド観光大使で、千葉ロッテマリーンズなどで活躍した元野球選手・清水直行さんもカメオ出演している。
 ニュージーランド航空は、「ホビット」シリーズの舞台「中つ国」がニュージーランドであることから、3年前からラッピング航空機を登場させるなどコラボしてきた。機内安全ビデオは、2012年公開の第1部「ホビット 思いがけない冒険」にちなんで「思いがけないブリーフィング」を制作しており、今回はその続編。「ホビット」シリーズのロケ地をはじめとした、ニュージーランド各地で6日間にわたり撮影し、同シリーズの衣装や特殊メークを担当した「ウェタ・ワークショップ」などのクリエイティブスタッフが制作を担当。メガホンは映画「BOY(原題)」などで知られるニュージーランド人のタイカ・ワイティティ監督が取った。
 清水さんは現在、ニュージーランド野球連盟ゼネラルマネジャー補佐兼ニュージーランド代表統括コーチを務めており、今年7月に「ニュージーランド観光大使」に就任。ニュージーランド航空の機内安全ビデオに日本人が登場するのは初めてで、「ニュージーランド航空のユニークな機内安全ビデオに出演の機会をいただいたことを光栄に思います。とても楽しい経験ができました。人生初の “役者”体験、ほんの数秒ですが面白い演技ができたと思います」と喜んでいる。
 また同ビデオには、ジャクソン監督もカメオ出演しており、「再び映画『ホビット』を記念したすばらしい機内安全ビデオを制作してくれました。この新しい贈り物は、映画の出演者やロケ地と、ニュージーランド航空のユニークなパーソナリティーを上手く結び付けています」とコメント。ニュージーランド航空は「今回の作品はホビットをテーマに制作した機内安全ビデオの最終作です。1作目に劣らずファンの皆様に喜んでいただけること、より多くの方々に『中つ国』を訪問したい気持ちになっていただけることを確信しています」と語っている。
 機内安全ビデオは、ニュージーランド航空機内のほか、公式YouTubeで視聴できる。
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演芸 - Entertainment
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