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新型コロナ5類に引き下げへ 東京は新たに6,603人感染(2023年1月20日)

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岸田総理大臣はきょう、新型コロナの感染症法上の分類を、季節性インフルエンザと同じ5類に変更することを検討するよう、加藤厚生労働大臣など関係閣僚に指示しました。

岸田総理「(新型コロナを)原則として、この春に新型インフルエンザ等感染症から外し、5類感染症とする方向で専門家に議論していただきたい」

岸田総理の指示を受けて、厚生労働省では有識者による専門部会で、具体的な移行時期や、医療体制の見直しなどについて議論します。5類に移行した後は、緊急事態宣言による外出自粛要請などの措置は行えなくなり、基本的に一般的な病気の一つとして取り扱うようになります。医療費を全額公費で負担することについては法的根拠を失いますが、政府は、移行後も当面は医療費の公費負担を続けて、段階的に減らしていく方向で議論します。また、5類への移行に合わせて、マスクについても「室内では原則着用」としている基準を緩和する方針です。一方、東京都ではきょう、新型コロナの感染者が新たに6,603人確認されました。先週の金曜日よりおよそ4,600人減りました。重症者は43人で、33人の死亡が報告されました。

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