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平原綾香、「誰かのために生きることが希望に」母の教え明かす 「“音楽的なハグ”を」と目標も

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 シンガー・ソングライターでサクソフォン奏者の平原綾香さんが5月2日、高級宝飾ブランド「ブルガリ」が開催したオンライントークセッション「CONVERSATIONS FOR HOPE/カンバセーションズ フォー ホープ」に出演した。

 トークセッションは、同ブランドが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大下で、希望を共有することを目的に開催。平原さんは「母から『つらいときほど人のために生きてごらん。必ず道が見つかるから』とよく言われます。本当にその通りで、誰かのために生きることが、希望そのものなのでは」と語り、「(外出の)自粛も、自分のためかもしれないけど、実は人のためにもなる。責任を持った行動を取らなければと思います」と考えを語った。

 自身は「音楽でみんなに元気になってもらいたい」と、SNSで“歌つなぎ”などのさまざまなバトンをつなぐ日々だといい、「バトンを回すために、家でレコーディングをして、(その様子を)撮影して、編集して……。今まで自分でやったことのない作業を自分一人でやらなくてはいけない」と忙しく過ごしている様子で、「喜んでやっています」と笑顔を見せた。

 また「コンサートをしたり、人と握手をしたり、ハグをしたり……。今までの生活がすべて奇跡に思える。ありがたいことだったんだなと感じています」と心境を語り、「今は抱きしめ合うことはできないですが、“音楽的なハグ”を目標に、聴くだけで抱きしめられている気持ちになれるような音楽を届けたい」と語った。

 トークセッションは、小説家の川上未映子さんがモデレーターを務めた。平原さんのほか、森美術館(東京都港区)の特別顧問、南條史生さん、現代美術家のミヤケマイさんも出演し、女優の小雪さんらがメッセージを寄せた。同トークセッションのYouTubeチャンネルで視聴できる。
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演芸 - Entertainment
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