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岸田総理訪米日程終え成果は?同行記者が解説(2024年4月13日)

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アメリカを訪問中の岸田総理大臣は、滞在中の日程を終え、日本時間の14日、帰国します。今回の訪米で、期待する成果は上がったのでしょうか。
横堀記者:
岸田総理の今回のアメリカ訪問では「強固な日米同盟」を内外にアピールするという最も大きな目的は達成されたと言えます。
バイデン大統領「日米同盟はかつてないほど強固になっている」
首脳会談で両首脳は、自衛隊とアメリカ軍の指揮統制の連携を強化するといった防衛分野のほか、半導体やAI=人工知能などでの協力強化で合意するなど、幅広い分野での成果を打ち出しました。ただ、11月に行われるアメリカ大統領選挙は意識せざるを得ない状況で、岸田総理はアメリカ訪問中に日本企業の現地工場を視察するなど、日本による投資や雇用の創出を通じたアメリカ経済への貢献を発信しました。これはアメリカ経済を特に重視するトランプ氏の再選も念頭にあるとみられます。
岸田総理「世界経済をけん引していく上で、双方の投資促進が大変重要であるということ、この点については米国で党派を超えた共通認識として広がっている」
今回、得意の外交で実績を重ねたと言える岸田総理ですが、日本国内に目を転じれば、政治とカネの問題による逆風はなおも強く、正念場は続きそうです。

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