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小中高生の自殺が過去最多に(2021年3月16日)

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警察庁の統計によりますと、2020年の小中高生の自殺者数は、統計のある1980年以降で最も多い499人となりました。
前の年より100人増えていて、そのうち60人が女子高校生でした。
厚生労働省は「コロナ禍で学校が長期休校したことや、外出自粛によって家族で過ごす時間が増えた影響で、学業や進路、家族の不和などに悩む人が増加したとみられる」と指摘しています。
全ての年代の自殺者は2万1,081人で、前の年より912人増えました。
前の年を上回るのは2009年以来11年ぶりです。
男性の自殺者は11年連続で減りましたが、女性は2年ぶりに増加に転じ、935人増えました。
厚労省は女性が増えたことについて「新型コロナの流行という非日常の状況下で、家庭内暴力などの要因が深刻化した可能性もある」との見方を示しました。
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