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安倍派会計責任者 松本被告 罪大筋認める 政治資金裏金事件で初公判(2024年5月10日)

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自民党の派閥の政治資金をめぐる裏金事件で政治資金規正法違反の罪に問われている安倍派の会計責任者・松本淳一郎被告の初公判が開かれました。一連の事件で公判が開かれたのは初めてです。東京地裁前から中継です。
妹尾記者:
自民党・安倍派の会計責任者・松本淳一郎被告は起訴内容を大筋で認め、初公判は1時間ほどで閉廷しました。安倍派の政治団体「清和政策研究会」の会計責任者である松本被告は2022年までの5年間でパーティー収入およそ6億7,000万円とほぼ同額の支出を政治資金収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反の罪に問われています。10日の初公判で松本被告は起訴内容を大筋認めましたが議員側に直接渡っていた一部の収入に関しては「認識しておりませんでした」と関与を否定しました。検察側はパーティー収入のノルマ超過分を議員にキックバックする運用について松本被告は前任者から説明を受け認識していたが、発覚しなかったことなどから「虚偽記入を継続してきた」と指摘しました。次回は6月、被告人質問などが行われる予定で裏金作りの実態について松本被告がなにを語るのか注目が集まります。

#裏金事件 #政治資金規正法違反 #安倍派 #松本淳一郎被告 #初公判 #清和政策研究会 #パーティー収入

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