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宇宙最深部 カラフルな光の粒-史上最大の宇宙望遠鏡がとらえた!46億年前の銀河団(2022年7月12日)

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暗闇にちりばめられた光の粒。これは史上最大の宇宙望遠鏡がとらえたおよそ46億年前の銀河団の姿です。NASA=アメリカ航空宇宙局が11日に公表しました。この画像は2021年12月に打ち上げられた巨大宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が初めてとらえたもので、異なる赤外線で撮影したものを合成し、ハッブル宇宙望遠鏡を上回る解像度を達成しました。

NASAネルソン長官「この小さな斑点のひとつに見えている光は130億年以上も旅をしてきた。これは最初の画像に過ぎない。宇宙は138億歳と分かっているので、ほぼ初期までさかのぼろうとしている」

NASAは、135億年前の初期の宇宙の姿を解き明かし、宇宙誕生の謎に迫ります。日本時間12日午後11時半からは、NASAのホームページでこれ以外のフルカラー画像とデータも披露する予定です。「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」は、1961年から8年間NASA長官を務めたジェームズ・ウェッブ氏にちなんでいて、地球と月との距離の4倍に当たる150万キロ先の太陽周回軌道で観測を続けます。赤外線などを探知し、これまでの宇宙望遠鏡に比べ、高精度で星雲や恒星、惑星などを撮影することができます。

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