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堺雅人「"ギャツビー"やってみたい」 ドラマ「パンドラ~永遠の命~」会見(2)

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俳優の堺雅人さんが4月15日、東京都内でWOWOWのスペシャルドラマ「パンドラ~永遠の命~」の会見に登場。堺さんに演じてほしい役柄を聞かれた脚本の井上由美子さんが「静かに片思いしている英国映画的なラブストーリーが見てみたい」、演出の河毛俊作監督からも「(フィッツジェラルドの)『グレート・ギャツビー』をやったらいい。たぶんディカプリオよりもいいんじゃないかな」と提案された堺さんは「英国映画もフィッツジェラルドもやってみたいですね」と笑顔で答えた。

今作では「半沢直樹」(TBS系)の銀行員役、「リーガルハイ」(フジテレビ系)の弁護士役と打って変わって、"クローン人間"を生み出す天才医学者を演じる堺さんだが、井上さんは「爆発しない静かな男。静かにある女性に片思いしている英国映画的なラブストーリーが見てみたい」と期待。河毛監督も「僕も同じような感じ。カズオイシグロ的な感じ。『日の名残り』とか。静謐(せいひつな)大人のラブストーリー。(フィッツジェラルドの)『グレート・ギャツビー』をやったらいいんじゃないかな。星の王子様というか、富も権力も持ちながら圧倒的に孤独で昔の恋人をずっと待っているような......。たぶんディカプリオよりもいいんじゃないかな」と提案した。

2人からの提案に堺さんは「英国映画もフィッツジェラルドもやってみたいですね」と意欲。演じてみたい役柄については「(俳優は)完全に受注の商売なので、僕からお売りしたいと思うことはほとんどないんですが......」と明言はしなかったが、「今の話を聞いて爆発しない静謐な片思いも素晴らしいと思いますし、カズオイシグロも確か時間と記憶の話で、今回のパンドラに似た話かもしれない。『グレート・ギャツビー』はすごく好きな小説ですし、面白いかなと思います」と興味を示していた。

また、今作で河毛監督と初タッグを組んだ堺さんは「監督はよほどのことがない限り撮り直さない。ペースをつかむのに時間がかかったが、その場の空気を感じて、その場で起こる衝動に身を任せて演じることができて、役者の醍醐味(だいごみ)を改めて教えていただいた」と充実の表情で語った。河毛監督から「堺さんは"止まっていても早い"。スポーツカーのデザインって止まっていても早いでしょ。目の表情がちょっと動くだけで"風を起こせる"俳優さんだと思った」と絶賛されると、「目で風を起こせるとは自覚していなかったので、これからどんどん風を起こしていきたい」と照れ笑いしていた。

「パンドラ~永遠の命~」 は、革命的な発明で"パンドラの箱"を開いた人々の運命を描く同局の連続ドラマ「パンドラ」シリーズの第4弾で、今回は1回限りのスペシャルドラマ。堺さん演じる天才医学者・鈴木元がクローン技術に関する革新的な発見をするものの、倫理上の問題から上司・榊原(伊武雅刀さん)と衝突。大学の研究室を追われた鈴木は7年後、ある女性の死を知り、女性の息子の父親を名乗って、女性の妹・なつみ(尾野真千子さん)に接触、息子を預かるが、元上司の榊原は、その息子がクローン人間なのではないかと疑念を抱く......という物語。石黒賢さん、高橋克実さん、中村敦夫さんらも出演する。27日午後10時からWOWOWプライムで放送予定。
Category
演芸 - Entertainment
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