2024年10月投開票の衆院選について「一票の格差」が最大で2倍を超えたことは憲法違反にあたるなどとして選挙の無効を求めた裁判で東京高裁は13日いずれも「合憲」として原告の訴えを退けました。2024年10月の衆院選をめぐっては1議席あたりの有権者の数が最大で2.06倍の格差があり2つの弁護士グループが全国14の高裁と支部で16件の裁判を起こしていました。東京高裁では13日2件の裁判の判決が言い渡され、いずれも「合憲」として原告の訴えを退けました。このうち東京の4選挙区と比例代表の無効を求めた裁判の判決で東京高裁は格差について「自然的な人口異動以外の要因によって拡大したものとは言えない」として合憲と判断しました。
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