北朝鮮がけさ、少なくとも3発の弾道ミサイルを東の方向に向けて相次いで発射しました。韓国メディアによりますと1発目は、新型のICBM=大陸間弾道ミサイルの可能性があるということです。日本政府は、1発目の発射を受けて午前7時50分、Jアラート=全国瞬時警報システムを通じ、宮城、山形、新潟を対象に建物や地下に避難するよう警報を発令しました。しかし、その後、浜田防衛大臣は、「日本列島を越えず、日本海上空で消失したことが確認された」として訂正しました。岸田総理大臣は、北朝鮮を強く非難した上で、「1発はICBM=大陸間弾道ミサイルの可能性がある」と明らかにしました。また、聯合ニュースは、韓国軍の分析などとして、1発目は新型のICBM「火星17」で、推進力が弱く、2段目を分離した後に飛行に失敗したと推定されると報じました。残りの2発は、短距離弾道ミサイルとみられ、いずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外側の日本海に落下したとみられます。
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