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円下落一時149円台 1カ月半ぶり安値 米大幅利下げ観測後退で

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外国為替市場では7日朝、円安・ドル高が進み、一時1ドル=149円10銭近辺と、およそ1カ月半ぶりの円安水準をつけました。円安の加速を受けて、財務省の三村財務官は「為替の動向を注視する」と発言しました。
三村財務官「投機的な動きがどうなっていくかも含めて、為替市場の動向は緊張感を持って注視していく」
三村財務官はこのように述べ、市場をけん制しました。この発言を受けて、円相場は1ドル=148円台前半をつける場面がありました。円安が加速している背景にあるのは、先週発表されたアメリカの雇用統計です。市場予想を上回る強い結果となったことで、アメリカの大幅な利下げ観測が後退しました。こうした動きから、7日の東京株式市場は、自動車や電機などの製造業を中心に買い注文が集まり、日経平均株価は一時、3万9,500円を上回る場面もありました。

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