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伝統芸能の飛沫感染リスクを科学する(2021年1月29日)

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「吟詠」と「剣舞」と呼ばれる日本の伝統芸能で、飛沫がどれだけ広がるかを測る実証実験がきょう都内のイベントホールで行われました。
「吟詠」は詩吟とも呼ばれ、漢詩や和歌に独特の節をつけて歌う、江戸時代の後期から伝わる日本の伝統芸能で、全国に愛好家などを含め15万人がいるということです。
同じく、刀を使って舞い、詩の世界観を表現する「剣舞」も、古くから伝わる伝統芸能です。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、コンクールなどが相次いで中止になっていて、「吟詠」や「剣舞」を教える町の教室が、数多く閉鎖や、休止に追い込まれています。
こうした事態を受けて、振興会は、千葉大学の協力を得て、科学的目線で、実際に飛沫の広がりを測り、今後の活動に活かしたい考えです。
実証実験では、レーザー光や、特殊なカメラを使い、細かな飛沫の距離などを測ります。演者は、マスクとフェイスシールドを使い、着けた時と着けなかった時を比較します。
モニターを見る限り、何もつけていないと、かなりの飛沫が広がります。田中教授によりますと、マスクを着けた時は飛沫は抑えられ、フェイスシールドだと下の部分から漏れ出てしまうということです。
振興会は、科学的な目線で測った結果をもとに、万全な対策を整えて、今後の活動に活かしたいとしています。
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