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中露接近　国際社会を分断　防衛研が年次報告書（2022年6月1日）

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ava
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防衛省のシンクタンク防衛研究所は５月31日、日本周辺の安全保障環境を分析した年次報告書「東アジア戦略概観2,022」と、ウクライナ危機に関する別冊、「ウクライナ戦争の衝撃」を発表しました。
中国については、ロシアとの関係をさらに強めれば「アメリカだけでなく国際社会との分断を深めるかもしれない」と言及しました。
本来、中国は、アメリカとの安定的な関係を望んでいるとして、「中国がロシアを抱え込む戦略的リスクは大きい」と指摘。
アメリカ高官の発言として「対露制裁措置でのアメリカとヨーロッパの結束が、台湾を巡る中国の選択に大きな影響を与え得る」と付け加えました。
ウクライナの戦況を巡っては、ウクライナの抵抗とロシア軍の戦力損耗に伴い「長期化を想定せざるを得ない」と予測。
ロシアが弱体化し、旧ソ連圏でも求心力を低下させるとの見通しを示しました。

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