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中継 解散見送りに与野党の反応は(2023年6月16日)

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岸田総理大臣が、15日、今の国会での衆議院解散を見送ったことをめぐり与野党が反応しています。国会記者会館の横堀記者に伝えてもらいます。
横堀記者:
立憲民主党の泉代表は、岸田総理が解散について思わせぶりな発言をしたことを厳しく批判しました。
泉代表「総理の火遊び、もてあそび、これが多大な迷惑をかけた今回の一件だった。解散権をもてあそぶような態度は与野党から批判があがっているし、私もこれは一国の総理としていただけない」
そのうえで、今回の姿勢は過ちであると注意したいと岸田総理に苦言を呈しました。立憲は、このあと、予定通り、内閣不信任案を衆議院に提出する方向で調整しています。一方で、与党・公明党は、解散見送りの判断を評価しました。
山口代表「昨夕総理からお電話をいただきました。立憲民主党から内閣不信任が出されることになったと。出された場合には粛々と否決をすると。妥当な判断だと評価した。」
こうしたなか、参議院本会議では、先ほど防衛費増額に向けた財源確保法や、LGBTなど性的少数者への理解増進法が成立し、この国会での重要法案がほぼ成立しました。ただ、LGBT法をめぐっては、自民党内の保守系議員が採決の際に退席していて、解散を見送った岸田政権の今後の政権運営にも影響を与える可能性があります。

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